現代アメリカ政治思想の大研究―「世界覇権国」を動かす政治家と知識人たち

現代アメリカ政治思想の大研究―「世界覇権国」を動かす政治家と知識人たち

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480857149
  • NDC分類 311.253
  • Cコード C0031

内容説明

本書は、現代アメリカ合衆国の政治の内側を、400人ほどの著名かつ有力な人物の活動と思想を通して、詳しくとらえる。

目次

第1章 ‘ネオ・コン’の登場が歴史を変えた
第2章 共和党‘保守本流’からの挑戦
第3章 試練に立つ民主党リベラリズムと行動科学
第4章 「法」をめぐる思想闘争と政治対立の構図
第5章 ユダヤ系知識人と財界人の政治力
第6章 リバータリアン保守派の台頭
第7章 宗教右派の運動と社会問題対立の激化
第8章 黒人イスラム勢力の動向

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobu A

3
副島隆彦著書3冊目。筆者の良さが一番表れた本ではないだろうか。前著2冊の読後感が良くなかっただけに特にそう感じる。新たな政党が次々と誕生したり政党乱立で各政治思想が不明瞭だったりする日本と比べ、二つしか存在しない政党ががっぷり組み合う米国。左翼民主党と右翼共和党の中にもネオ・リベラルやリバータリアン等と細分化された派閥が存在。著名人物の活動や思想背景を通してアメリカの政治勢力の全体像を概観。モハメド・アリの良心的兵役拒否等の雑学もあり、分かりやすく広く浅く網羅。ただ、読了後、四百名程の名前の半分は忘れた。2020/04/26

水無月十六(ニール・フィレル)

2
アメリカは政治的にも多民族国家であった(?)という表現が正しいのかわからないが、アメリカの政治界は私たちが普段目にする民主党、共和党の二大政党という単純なものではなく、其の中身はもっと複雑で、それを知ることはこれからアメリカとの関係を考える上で重要であると思う。アメリカの政治的立場についてまとめられた本。宗派は何か、コンサバティブかリベラルか(この二つにしてもなかなか複雑である)。ニュースに出てくる要人がどの立場なのか知るだけで、いろいろ考えられるものがあると思う。2014/07/20

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